先日、消費税の増税法案が衆議院本会議で可決されました。
社会保障と税の一体化のために必要とのことらしいです。
社会保障とは国民が健康で文化的な最低限の生活を営むために国の責任において行う社会保険・社会手当・福祉サービス・公的扶助などの制度をいいます。
◇5種類の社会保険
・医療保険
・年金保険
・介護保険
・雇用保険
・労災保険
今回お話しする年金は年金保険に当たります。
日本に住所がある20歳以上、60歳未満の方全員が加入対象になります。
[年金の種類]
公的年金 国が運営している年金で国民年金や厚生年金の事
私的年金 民間の保険会社などが取り扱っている金融商品の事
企業年金 企業が従業員の福利厚生を充実させるために行う年金の事(代表的なものとして厚生年金基金)
[公的年金の種類]
国民年金 ⇒ いわゆる基礎年金と呼ばれるもの
厚生年金保険 ⇒ サラリーマンやOLなど一般企業に勤めている方が加入している年金
各種共済年金 ⇒ 国家公務員、地方公務員や学校の先生などが加入している年金
国民年金は前に日本に住所がある20歳以上の60歳未満方全員が加入対象になるといいましたように一般企業に勤めている方や公務員の方も加入して支払っています。
聞いたことがあるかもしれませんが現在の年金制度は2階建てになっています。
一般企業に勤めている方や公務員は国民年金+厚生年金保険(各種共済年金)に加入して支払をしている事になります。
その為毎月支払う金額も多いのですがその分年金を将来多くもらえることになります。
それでは自営業者(個人事業主)や学生は1階部分しか加入できないかというと2階部分にあたる国民年金基金というものがあり加入すればその分多く年金がもらえることになります。
次回ではその中でみなさんが知りたい国民年金についてよりくわしくご説明していきたいと思います。