寒くてもエアコンをつけずに外出しても犬は平気ですか?
11月下旬ごろになると、夜はもちろんのこと、日中でも肌寒く感じる季節になります。
犬はヒトと異なり全身が毛で被われているため、
一般的にはヒトよりも寒さに強いと考えられています。
しかし、犬もあまり寒い場所にずっといると、身体の免疫力が低下して体調を崩す原因となります。
では、冬の時期、犬は何度ぐらいまでなら平気と考えてよいでしょうか。
日本では18~28℃の範囲内で犬を管理するように指針が出されている施設が多いようですが、海外の資料では16~20℃が犬の最適温度という報告もありました。
おそらく、
犬の品種(原産国)によっても寒さに強い犬とそうでない犬がいると思われる
(たとえば、犬ぞりで有名なシベリアンハスキーは0℃のような極寒の環境でも平気ですし、逆にメキシコ原産のチワワは寒さに弱い犬種のようです)
ので、このように最適温度の範囲が広くなってしまうのでしょう。
とにかく、これらの報告から言えることは、
15℃以下の環境は犬にとって寒すぎるのでないかということです。
したがって、外出する際はエアコンをつけられるか、もしくは犬のために毛布などを用意してあげるとよいと思います。