水をたくさん飲む症状は病気と関連している場合が多くありますが、まずは今飲んでいる水の量が多すぎるかどうかを確かめる必要があります。

一般的に犬の1日の水分摂取量は体重kgあたり80mlを超えない場合であれば、それほど異常ではないと考えられます。

たとえば、5kgのワンちゃんだとすると、1日に飲んでも問題ない水の量は400mlとなります。

もし、日常的に上限以上の水を飲んでいる場合、病気の疑いが強くなります。水分を多く飲むようになる病気としては、糖尿病、副腎皮質機能亢進症、腎機能障害、肝機能障害などが挙げられます。

動物病院にて尿検査や血液検査を受けてもらえれば、どの病気の疑いが強いのか分かりますので、心配な場合は一度検査を受けてみてください。

下痢については様々な原因が考えられますが、水を多く飲んでいれば胃腸の調子が狂い下痢になることもありますので、今回はおそらく二次的な問題と考えられます。

まずは水分の異常摂取に関連する病気について、獣医師と相談して治療にあたってみてください。