つぶれてしまったお店を追うのは結構大変です。

あぶなそうだな、と思ったら日払いを多くしましょう。

被害を少なくしておかないと悔やみきれないことになります！

１年以上営業していて、お店にお金がなくても経営者が協力すれば、国に立替払いを求めることもできます
（http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/kijunkyoku/tatekae/）

全額というわけにはいかないのですが、キャバクラユニオンでもこの制度を使って一部を取りかえしました。

詳しくは労働基準監督署で聞いてください。

でも、ななさんのお店のように、関係者が支払うつもりがないときはそうはいきませんよね。

その場合、ななさんの「使用者」だった人を追いかけないといけません。

その人がどんな役職で呼ばれていたかは関係ありません。

お店が潰れたかどうかも関係ありません。

ななさんの労働条件を決めたり具体的な指導監督をしていた人は、オーナーでも、店長でも、統括でも、部長でも、誰でも「使用者」です。

また、

系列店に請求することもできます。

従業員が行ったり来たりしていたり、お金のやり取りがある場合には、たとえ別の名前で営業していても同じ店です。

お給料の請求をすることができます。

いずれにしても、支払わせるには普段からの情報集めが必要です。

潰れてしまってからだと使用者も系列店も分からなくなることがあるので、あぶないな、と思ったらちゃんと調べておきましょう。