もしたくさんの毛玉がおなかに溜まっている場合には、

毛球症の症状（食欲不振、嘔吐、下痢など）

が見られるようになると思います。

現状、そのような症状がないのであればそれほど心配されることはないでしょう。

最近では、おなかに毛が溜まらないように配慮された猫用のフードも多くあり、

そのおかげで毛玉をあまり吐かない猫ちゃんもいるようです。

胃に入った被毛がスムーズに胃から排出されていれば、排泄される糞に毛が多く含まれているはずなので、まずは現在与えているフードに毛玉防止の効果が含まれているかどうかと糞の内容物をご確認願います。

それ以外の場合は、やはり何らかの病気を疑う必要ができてきます。

たとえば、生まれながらに食道が太かったり（巨大食道症）、食道に凹み（食道憩室）があったりすると、毛玉をうまく吐けない場合があります。

もしご心配であれば、一度動物病院で

バリウム造影によるレントゲン検査をお受けになってみてください。